2016年1月17日日曜日

教授位認定試験 2015.01

🎗草書     外寛内明
 
🎗漢字 条幅

煙波跌宕紅塵外 風月縦横玉笛中」意味は「山河の煙波は塵界(浮世)はなれて果てしなくひろがり、風月は玉のごとき笛声の響く中に展開している。
波跌(てっとう): 細かいことにこだわらないこと。のびのびとして大きいこと。ほしいままに。」


🎗仮名 条幅  
「ありがたや  今日満つる月と知らざりし
この大き月 海にのぼれり」 (若山牧水)

🎗手紙文  転居通知


2015年11月1日日曜日

第64回 奎星展 2015.10.30-11.6


A部 前衛書に出品させて頂きました。


11月1日(日)に行われた ギャラリートーク&席上揮毫

鎌田恵山(かまた けいざん)先生 1回目 紙面(横)
鎌田恵山先生 2回目 紙面(縦)
中西浩暘(なかにし こうよう)先生 1回目 流動
                     中西浩暘先生 2回目 構築

席上揮毫・補足:
鎌田先生は「然」という字を素材にした前衛。
イメージ、バランスの美しさ、無駄な線をなくす。

中西先生は「躍」の字を 流動性(1回目) と 構築性(2回目) のそれぞれの切り口で。
色を使うことの是非→表現の幅。色への挑戦。
線の勢い、余白の統括

ギャラリートーク・メモ:
【前衛について】
鎌田先生より。
日頃は優れた古典を臨書することで、感覚的なもの、バランスが身につく。
それが前衛作品にとりくんだときに自然と内面からあらわれる。

前衛の言葉の意味は、先端。
誰もが書と認める領域からはじまる書の領域を拡張し続けていくのが前衛。


中西先生の言葉。
「書」の力は文字(可読性)とは別のところにある。

【前衛の評価基準】
(鎌田先生)抽象的であること=おしつけがましくない
なにを感じるのも自由。→空(空虚)の中にある安定
好きか嫌いか。自分を意識する。自分を見失わないこと。
→多くを鑑賞し、感動を蓄積していくことが大切。

(中西先生)
造形は文字ではない。作家ごとの違い。工夫。美しさ。

以上、私の備忘録でした。


2015.11.03 奎星展 ワークショップにて

【番外編】
娘9才のワークショップでの作品





2015年10月2日金曜日

2015.10.01 初拓本!

山梨にある大門碑林公園にいってきました!


なにげなく日々みているお手本たち…この拓本はいかにとられるのか…
「一度はやってみなさい!!」 という先生のお言葉で いざ、山梨。
ここでは道具をすべて貸してくださって手軽に拓本が体験できます。
私、漢瓦当に執着しました。。
むずかしかったー 
でもこれをなんとか作品に持ち上げたい!!とおもって考えています。
拓本たのし~(といっても、私のような大雑把で短気な人間には酷な作業で、、、性格がでますww)

 そのあとは茅野までいって 国宝の土偶を拝見~
(尖石縄文考古館)
 後ろ姿がかわいい。4000年の時を経てここで対面する不思議…


2015年9月21日月曜日

教授位認定 2015.07【結果】

楷書

行書
篆書
隷書

草書  撃沈不合格

細字  興福寺断碑臨

奇跡の5問合格\(´∀`)/

あと4問(先は長いけど、予想を上回るペース!




2015年7月18日土曜日

興福寺断碑 臨


教授位認定 2015.07

楷書

行書

草書

篆書
隷書

『興福寺断碑 』臨書


これでいいといえばいい気もするし

全然ダメだと思うと底なしにダメにみえてくる……


2015年7月16日木曜日

2015 第67回毎日書道展

前衛書 に今年も出品し、入選しました。
東京都美術館にて  7/16-7/23

国立新美術館への長い道のり〜はまだはじまったばかり。




タイトルは、南風(はえ)

裏打ちでどうなるか心配したけど、紙色も質感も映えて、マチエールは満足。

この作品のときにこめられた時はその時のもの、今は今。
前進あるのみです!

つぎいってみよー

記録として額装前の状態。
裏打ちでイメージ変わってしまうこともあるのですが、今回は立体感がさらに感じられてよい仕上がりになったと満足しております。
額装さん、ありがとうございました。