2015年1月6日火曜日

書き初め

新年あけましておめでとうございます!
年末に算命学でみてもらったら、去年から子供たちに教えはじめたのはかなりタイミングがよかったとわかり、幸先よかったな〜と思っている年明けです。今年はどんな一年になりますか……あらためてタスキを掛け直して今年もスタートしたいと思います!

で、気づいたら知らぬ間にずいぶん更新してなかったブログです……

ちょっと書き留めておきたいことがあり更新します。
新年といえば書き初め。
昨年末、冬休みはじまってすぐに冬休みの宿題講座と題して小学三年生の書き初めをやりました。
たった二時間とはいえ子供たちも大きく成長いたしました。
が、正直なところ二時間では限界があります。とくに名前、フルネームの漢字までは二時間で追いつかないのが本音。
とわいえプリントだけの資料より、肉筆のお手本があるのはかなりちがうだろうと子供たちにあとは自分でやれるだけがんばれ!と送り出して講座は終わりました。

ストイックに追求していくやり方は子供には拒絶反応をだされて反抗されるだけでいいことにはなりませんので、ほめてほめて指摘して、またほめるの繰り返しで進歩していくように思います。(必要に応じて厳しくしますがほめるが基本)

そうはいいつつ、自分の娘との書き初めは……娘も泣くまでがんばって、私もぐったりして、それでも励ましてがんばってと母娘二人三脚なのですが、ここにきて、娘も冬休み最後の日までがんばるといいました。(書き初めの紙を百枚買ってきて、思う存分書いたら何かが変わるから!!と言って百枚渡しました(笑))

自分でこうしたい、こうしたらいいというのがわかっているうちはまだ書き続けられます。

これでいい、そう思ったら(自分が納得できたら)その作品は終わり(完成)です。

「これでいい」という判断が自分でつかないので先生にみてもらう。
(指摘してくれる先生がそばにいることが幸せなんです……とつくづく……私も私の先生に教えていただけるうちに全て受け止めて、なんとか自分のものにしたいと心の底からおもいます)
指摘されて、それを素直にうけとめて、
また筆をもつ気力を奮い立たせられるかどうか、

ただひたすらその繰り返しです。

その繰り返しに精神的限界がきたとき、書いても書いても同じになります(書けば書くほどうまくなるがなくなります)百枚、千枚の壁のような……人的な相対的限界点といいましょうかこの壁にぶち当たったときはそれはそれの時点でよしとして、他の課題に挑み、しばらくして戻ってくると次のステージにいけることが多々あります。こうやって人は成長してくんだなーととても嬉しくなる瞬間。
ここまで間があかなくても昨日できなかったけど、気持ち切り替えて今日できた!とか。時間を置いて、何度も書くことがなにより大切です。子供たちに書道を通じてこの達成感を味わってほしいなーと思っています。

そして
締め切りがきたときが、絶対的限界点です。
(締め切りまでに紙を買い足せないとか、もう材料が間に合わないとか含めて)

書道の面からすれば、死ぬまで書き続けて書けなくなったときが真の限界点だよなーとも。死ぬまでに満足できるものができるかどうかときかれたら、たぶんできないと思います。
死という真の限界点で打ち切りなんだろうなあとも。それよりはちょい前で満足して死にたいですが(笑)

で、ここからが今日の出来事。

私、いつもお世話になっている整体にうかがってそこの先生と雑談していて、

『娘と書き初めやってて、まだ終わりがみえなくて、トライアスロンなんですよーー』と話したら、

『僕も書き初め嫌いでした!
終わりがなくて。
書いても書いてももっとうまく書けるのにと思うと終わりがないのが大嫌いでした……』

と、おっしゃるのです。

書道をやっている方ではないのに、この方は真髄がわかっているなーと本当に良い方なんだわと確信しました。

終わりはない、、まさにそのとおり。
締め切りという壁にぶちあたり、時間の許すところまで書き続ける。 (可処分時間を生み出すのもまた一苦労)

今年もまたそんな一年がスタートします。

去年の年末に書いた大字書『舞』 FB投稿ネタのあの大きな筆で書きました。
(全紙1/2)

娘の書き初め二日目の集大成。
月のハネ、横画の渡し等々指摘箇所はまだたくさん。本人もわかっているのでまだがんばるそう。よっしゃ!がんばれ!娘には自分が一点の曇りもないと思うものをもっていけー!と言ってあります。








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